概要

ChromeやBraveのデベロッパーツールを使っていて、「文字が小さすぎて見えない!」あるいは「意図せず表示が崩れてしまった!」と困った経験はありませんか?
これは、Webページの表示画面とデベロッパーツールで、文字サイズを変更するショートカットキーが少し違うために起こる現象です。両ブラウザで共通の仕組みとショートカットキーを覚えて、快適に開発を進めましょう!
ショートカットキー一覧 (Chrome/Brave共通)
ショートカットキーはChromeとBraveで共通です。Webページの表示画面とデベロッパーツールでは、拡大のキーだけが異なります。
| 操作 | ① Webページ表示エリア | ② デベロッパーツールエリア |
| 拡大 | command + shift + + | command + ^ |
| 縮小 | command + - | command + - (共通) |
| リセット | command + 0 | command + 0 (共通) |
注目すべきは、デベロッパーツールの拡大です。+(プラス)ではなく、キーボード右上にある ^(キャレット)や ~(チルダ)が刻印されたキーを使います。また、shiftキーは不要です。これが混乱しやすい一番のポイントです。
重要な基本ルール:操作対象は最後に触ったエリア
最も大切な共通ルールを理解しましょう。ChromeやBraveの画面は大きく分けて「① Webページ表示エリア」と「② デベロッパーツールエリア」の2つがあります。
文字サイズ変更のショートカットは、最後にクリックしてアクティブにした方のエリアに適用されます。
graph TD;
A[ショートカットキー入力] --> B{"最後にクリックしたのは?"};
B --> C["① Webページ表示エリア"];
B --> D["② デベロッパーツールエリア"];
C --> E[Webページの文字サイズが変わる];
D --> F[デベロッパーツールの文字サイズが変わる];よくあるトラブルと解決策
「Webページを小さくしようとしたら、デベロッパーツールの方だけがどんどん小さくなってUIが崩れてしまった…」というのは、非常によくあるトラブルです。
これは、デベロッパーツール側がアクティブになっていることに気づかず、縮小コマンド(command + -)を連打してしまった場合に起こります。
でも、ご安心ください。ブラウザを再インストールする必要はありません。こんな時こそリセットのショートカットが役立ちます。
graph TD;
subgraph "トラブル発生"
A[デベロッパーツールのUIが崩れた!😱] --> B["原因: デベロッパーツールが<br>アクティブなまま縮小操作をした"];
end
subgraph "解決フロー"
B --> C["<b>解決策: command + 0 を押す</b>"];
C --> D[表示サイズが元通りにリセットされる✨];
end
表示が崩れて焦ってしまったら、まずは落ち着いて command + 0 を押してみてください。一瞬で最初の見やすい状態に戻ります。
