Webマーケティング ITインフラ

SEO対策で導入するHTTP/2

概要

フリーランスエンジニア スリーネクスト

今までのサイトではサイトを読み込む時にリクエストレスポンスを繰り返して表示されるのでサイトのスピードが上がります。

サイトのスピードが上がるということはユーザー目線で使いやすいのでSEO対策はいい効果をもたらします。今回はHTTP/2の導入する理由について紹介していきます。

HTTP/2とは

最近は複雑なWebページが増えてきました。Javascriptで不思議な動き演出できますし、サーバー側の複雑なDBのデータを表示することもできます。その複雑なWebページを表示するのに今までのHTTP/1.1では表示が遅いため新しい表示方法として現れました。

今までは画像は画像表示のリクエスト、JavascriptはJavascriptのリクエスト、CSSはCSSのリクエストを送ってそれぞれ表示させますが、HTTP/2は一気にリクエストして表示させることができるようになります。

今までのHTTP/1.1の差

先ほども記載しましたが、種類によってそれぞれのリクエストをサーバー側に送ってレスポンスを受け取ります。HTTP/2の場合はまとめてリクエストするので無駄な動きが減ることになります。

サイトの表示効率を上げることで高速化を図ることができます。

HTTP/2の現状

大企業がWebサービスを出している場合はすでに、対応しているところが多いです。マーケ担当やエンジニアでもSEOを考慮したサイト作成の知識を持っている人も多いです。

また、クラウド系のアマゾンAWSやGoogleのGCP、MicrosoftAzuleといったサービスはすでに対応はできています。

ただ、レンタルサーバ会社は対応できていないところは多いです。まとめて、設定変更をするのは非常に難しいというのが現状かと思います。レンタルサーバでWordpressでブログを書いている人はもう少し対応は後になるかと思います。

VPSでWrodpressを運営している人は自分で HTTP/2を設定できるので試してみてはいかがでしょうか

SEO対策としてのHTTP/2の評価

サイトの検索順位が上がることがあります。それはGoogleのアルゴリズムでサイトのスピードが早ければ早い方が検索順位が上がることになっているからです。

もちろん検索順位が上がる要因は多々ありますのでサイトスピードが早いだけでコンテンツがなければ伸びることはありませんのでご注意ください。

HTTP/2 は、SSL/TLS対応が必須になります。Webサイトがhttpsから始まるアドレスになります。今の時代はhttpから始まるSSL未対応のサイトはあまり推奨されていないのでいい傾向かと思います。SSL対策もSEO対策として有効は対応になります。

まとめ

サイトスピードの高速化やSSLの対応必須といったSEOに有効となる対策が多いので対応できる人は HTTP/2にするべきかと思います。

ちなみにレンタルサーバーでもHTTP/2対応していルところがあります。エックスサーバーのwpXクラウドが対応しています。スピード改善したいときやワードプレスに特化したレンタルサーバなので非常に使いやすいですので試してみてはいかがでしょうか

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